【話題の投資】今話題のソーシャルレンディング知っていますか?
最近どんどん盛り上がってきているソーシャルレンディング業界。
「ソーシャルレンディングってなに?」
って方の為に簡単に説明したいと思います。
ソーシャルレンディングとは
ソーシャルレンディングとは『ネット上でお金を借りたい人、企業』と『ネット上でお金を貸したい人、企業』を結びつける融資仲介サービスです。
お金を借りて事業をしたいという企業にソーシャルレンディング業者を通して私たちが企業に融資して、利息収入を得るといった流れですね。
資金の提供先は様々で、不動産などが多く太陽光発電や風力発電、さらに【クラウドクレジット】 という業者では海外の企業への融資などがあります。
市場規模
日本のソーシャルレンディングは2008年から始まり、当初は伸び悩んでいましたが、ここ2、3年で驚くほど市場が成長してきています。
2014年 約143億円
2015年 約310億円
2016年 約533億円
2017年 約1316億円
このようにどんどん市場が成長してきていて、これからさらに拡大していくことが予想されます。
ソーシャルレンディングのメリット
利回りが高い
ゼロ金利とも言われるこの時代にソーシャルレンディングにおける平均利回りは8%と高い水準です。
10年以内に元本が2倍になるほどの利回りは魅力的です。
手間がかからない
一度投資すると基本的には運用期間が終わるまで何もする必要がありません。
株やFXは毎日チャートとにらめっこで疲れちゃうかもしれないですが、ソーシャルレンディングはほったらかしで大丈夫です。
保全性が高い
ソーシャルレンディングにおける過去3年間の貸し倒れ率は1.47%と、比較的保全性が高い金融商品です。
ただしあくまで融資なので、100%安心ではありません。1.47%の人が融資先が倒産したりして、資金が消滅しています。
しかし企業によっては、担保や保証がついているのもあります。一つの企業に全力で融資はやめて、分散投資を心がけてやりましょう。
素人でも玄人でも一緒
FXや株などは、経験や知識によって利益の差が出てくると思います。しかしソーシャルレンディングでは配当率が決まっているので、素人でも3年前からやっている人でも資金が同じなら配当金も同じです。
ソーシャルレンディングのデメリット
短期間で爆発的な利益は出せない
FXや株などはレバレッジという機能があり、資金を多くできて何倍もの利益が出せると思います。価格も毎日変動するので1時間で何十万とか利益を出す方もいます。
しかしソーシャルレンディングは、レバレッジ機能もないですし、長い期間待ってコツコツと利益を出す感じです。
貸し倒れや返済遅延がある
(貸し倒れ)
借り手企業の事業不振などが理由で、貸付金の返済ができない状態になると貸し倒れとなります。投資家にとっては投資金の一部または全額が返済されないため、損失が出ることになります。
(返済遅延)
満期までに償還を行うことができず、期日を先延ばしにすることです。
元本の返済が不能な状態を意味する貸し倒れとは違い、返済遅延はあくまでも将来的に元本を償還する前提です。
投資中は資金を動かせない
資金を貸し出している期間は、その資金を引き出すことができません。事業用資金を貸しているので、仕方がありませんね。もし返済遅延が起こった際も同様です。
投資をする際は、余裕資金でやりましょう。
ソーシャルレンディング事業者
・maneo
・SBIソーシャルレンディング
・【クラウドクレジット】 ←おすすめ
・Nextshift Fund
主要な事業者はこんな感じですね。
全部で20社以上あります。
それぞれの業者の特徴をあげていきたいと思います。
maneo
特徴
【GMOクリックホールディング株式会社と提携】
maneoは2016年10月に、GMOクリック証券と資本業務提携を提携しているという特徴があります。
他にもVOYAGE VENTURESやSMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合といったベンチャーキャピタルから投資を受けています。
【1万円から投資可能】
maneoは最低1万円から投資可能です。
元手資金が少なくとも比較的簡単にソーシャルレンディング投資を始められます。
【投資先に質問できる】
maneoでは、募集中のファンドについて、サイト上からmaneoへ直接質問を行うことができます。
【会員ステータスにより特典がある】
maneoでは、投資額に応じて会員ステータスを分けています。「ダイヤモンド」から「レギュラー」まであるその会員ステータスにより、特典がありようです。
中には特定のステータスを持たなければ投資ができないファンドも用意されています。
SBIソーシャルレンディング
特徴
【大手のSBIグループ企業が運営している】
SBIソーシャルレンディングはSBIグループに属する企業であり、SBIグループは金融業界でも一定の存在感と評判を得ているグループの1つです。
大企業にはそれなりの社会貢献性とコンプライアンスが求められるものですが、その面ではSBIソーシャルレンディングは信用できる企業といえます。
特に中小企業、新興企業が多いソーシャルレンディング業界の中では、この点が評判を得やすいといえます。
【出金手数料が無料】
SBIソーシャルレンディングが良い評判を得ている理由の1つに、資金の引き出しが無料であることが挙げられます。
ソーシャルレンディング事業者の多くは、出金手数料を投資家が負担します。
毎月の運用益を他の会社にまわして分散投資をはかりたいという投資家にとって、出金手数料は軽視できません。
特にまだ投資している金額が少ない人にとっては痛手ともいえるでしょう。
出金手数料が無料なのは非常にありがたいことです。
【キャンペーンを行なっている】
SBIソーシャルレンディングでは、投資家にとってメリットが大きなキャンペーンも実施しています。
内容としては、「キャッシュバックキャンペーン」と銘打ち、一定の期間に投資した金額の2%をキャッシュバックとして還元をするというものでした(2016年実施分)。
100万円をSBIソーシャルレンディングの案件に投資したら、何もせずに2万円の利益が発生すると考えるとその恩恵は非常に大きく、良い評判を集めるといえるでしょう。
クラウドバンク
特徴
【証券会社が運営】
国内の多くのソーシャルレンディング事業者が第二種金融商品取引業者としてサービスを運営している中で、 クラウドバンクを運営する日本クラウド証券は第一種金融商品取引業者(証券会社)としてファンド募集を行っています。
証券会社は二種業者に比べて、より厳しい当局からのモニタリング、自己資本規制比率などを求められます。
【多様なファンド】
単一のテーマに特化したソーシャルレンディング事業者が多い中、クラウドバンクは多様なテーマのファンドを取り扱っていることが特徴です。
不動産事業、太陽光や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギー関連、企業のM&A支援、マイクロファイナンスなど、 他社にはないユニークなファンドを多数取り揃えており、一社で複数のテーマに分散投資することができます。
具体的には、代替エネルギー特化型ローンファンドや不動産担保型ファンドなどがWebサイト上で確認でき、 過去にはカンボジアのマイクロファイナンスファンドを募集したこともあります。
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クラウドクレジット
特徴
【1万円から投資可能】
最低1万円から投資可能です。
元手資金が少なくとも比較的簡単にソーシャルレンディング投資を始められます。
【海外案件に特化しており、高い利回りが期待できる】
2018年9月時点のクラウドクレジットで取り扱われている案件の平均利回りは約8.3%となっています。
【伊藤忠商事と資本業務提携している】
2015年3月に国内大手総合商社である伊藤忠商事株式会社は、クラウドクレジットの発行済み株式の18%を約2億円超で取得しています。※1
スタートアップ企業はサービスをより成長させるため、エンジェル投資家やVC(ベンチャーキャピタル)などさまざまな関係者から資金調達をすることが多いです。
その中で伊藤忠商事株式会社が投資をするということは、クラウドクレジット並びにソーシャルレンディング事業の成長から、大きなリターンが期待できると見込まれていると考えられます。
こうした大手企業が株主になっているという点は、ソーシャルレンディング事業者への信頼が高まる1つのポイントになっているようです。
【ブログ、セミナーなど情報発信を積極的に行なっている】
クラウドクレジットは、これまでに50回のセミナー開催、50本の動画コンテンツ、数百本のブログ記事配信など積極的な情報発信を継続的に実施しています。
他の企業ではブログを作っていなかったり、セミナーを開催していてもどのような内容だったのかを公開していなかったりします。ソーシャルレンディング事業者を信頼できるかどうかは、こういった情報発信を行なっていることかも1つのポイントのようです。
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OwnersBook
特徴
【口座の維持手数料、取引手数料は無料】
運用にかかる費用は口座振込や払い戻しの手数料のみなので、とりあえず口座だけ開設してみるということができます。
【利回りが高い】
メザニンローンは銀行からの融資であるシニアローンより返済順位が後になる借入れのため、利回りがシニアローンより高くなります。
ただし、利回りが高い分借りての返済が滞った際には元本回収が難しくなるため、リスクとリターンをきちんと考える必要があります。
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LENDEX
特徴
【独立系のソーシャルレンディング事業者】
レンデックス(LENDEX)は2017年7月にサービスを開始したソーシャルレンディング事業者です。2017年1月以降でサービスを開始した事業者は、 maneoマーケットが投資家募集を行うキャッシュフローファイナンスやアップルバンクなどがありますが、独立系の事業者としては2017年初の事業者です。
【組成するファンドは1年以内・利益の分配は毎月分配が中心】
LENDEXのサイトによると、組成するファンドは運用期間1年以内、また利息の分配は毎月分配が中心であることが特徴です。
【ファンドの組成に東急リバブルの査定結果を利用】
東急グループの不動産売買仲介業を主な事業とする東急リバブルに担保となる物件の査定を依頼し、担保の査定価格の80%を上限にファンドを組成するとしています。
多くのソーシャルレンディング事業者は担保価値の査定方法については詳細を公開していません。
第三者機関である東急リバブルの査定結果を利用すると明言している点は、他の事業者にはない特徴といえるでしょう。
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Nextshift Fund
特徴
【社会的インパクト投資に特化】
社会的インパクト投資の市場規模は、オリンピックが開催される2020年に30兆円を超えると言われています。
社会貢献をしながらリターンを追求できるので、今注目されている投資サービスとなっています。
【利回りは低めの案件が多い】
Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)の予定利回りは年4.5~5%となっており、通常のソーシャルレンディング他社と比較すれば、少し低い水準となります。
通常の案件と比べると少し低い利回りですが、他社のマイクロファイナンスファンドと比較すると好利回りかつ期間も短いことがメリットです。
【PRI(責任投資原則)に署名】
Nextshift Fund(ネクストシフトファンド)は、PRI(責任投資原則)に署名しています。
国内クラウドファンディング事業者では初となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私がオススメなのは【クラウドクレジット】 ですね。
ソーシャルレンディングは知識もいらず初心者にもぴったりな投資だと思います。
面白そうだなと思った方は、1万円からでも始めてみてはいかがでしょうか。